携帯おにぎりの最大の武器は、調理器具やラップを一切使わずに完成する手軽さです。一般的な調理手順は極めてシンプルに設計されています。
袋上部の開封シールを剥がし、中に入っている脱酸素剤を取り出します。注水線までお湯または水を注ぎ、袋のチャックをしっかり閉めて待つだけです。規定時間が経過したあと、パッケージに印字されたカットラインに沿って順番に切り込みを入れると、手を直接触れることなくきれいな三角形のおにぎりが姿を現します。
ここで把握しておきたいのが正確な戻し時間です。熱湯を使用する場合は約15分、水(常温約15℃)を使用する場合は約60分が標準的な目安となります。被災時や断水時、ライフラインが途絶えて熱源がない状況でも、水さえあれば1時間でしっかりとお米本来の弾力が戻る仕組みです。
より美味しく仕上げるコツは、注水直後に袋を軽く振るか、スプーン等で底の粉末タレとお米をしっかり混ぜ合わせることです。味が全体に均一に行き渡り、底に調味料が溜まる失敗を防げます。