油性ペンが服についた瞬間、慌ててやってしまいがちな行動の多くは、実は事態を致命的に悪化させるやってはいけないNG対処法です。一度間違った処理をすると、繊維の奥深くに色素が固定され、プロの技術でも落とせなくなります。
絶対に避けたい3大NG行動
- 水やおしぼりで力任せにゴシゴシ擦る:水はインクを弾くだけでなく、摩擦熱と圧力によって色素を繊維の深部へ押し込み、繊維表面を毛羽立たせてシミを定着させます。
- いきなりお湯(熱湯)をかける:高温のお湯はインクに含まれる樹脂を硬化させ、繊維と化学的に癒着させてしまうリスクを高めます。
- そのまま洗濯機に入れて乾燥機にかける:水流でインクが周囲の衣類へ移染する危険がある上、乾燥機の熱風でインクが完全に焼き付き、不可逆的なシミになります。
外出先でインクがついた場合の正しい応急処置のやり方
オフィスや外出先で油性ペンをつけてしまった場合、焦って手洗い場へ駆け込んではいけません。その場で行うべき応急処置のやり方は「ティッシュで挟んで物理的に吸い取る」ことだけに留めるのが鉄則です。
乾いたティッシュペーパーを汚れの上下に挟み、上から指で強く挟み込んで、まだ乾いていない表面のインクを可能な限り吸い取ります。もしコンビニやドラッグストアへ行ける状況なら、アルコール除菌シート(エタノール高濃度タイプ)を購入し、シートを押し当ててティッシュへ転写させます。擦らずに「押さえる」ことだけを徹底し、帰宅後に本格的な染み抜きを行ってください。