フジテレビのコンテンツ力を象徴する最大のIP(知的財産)といえば、90年代から爆発的なヒットを記録した『踊る大捜査線』シリーズだ。この伝説的ヒット作が持つ「刑事ドラマ×映画的エンターテインメント」の成功方程式は、現代のコンテンツ戦略にも色濃く受け継がれている。
近年では、自社IPを世界に届けるため、米動画配信大手「Netflix」などのグローバルプラットフォームとの連携も加速。自社サービスであるFODに閉じこもるのではなく、世界中のユーザーへコンテンツを供給してライセンス収入を得る手法だ。かつて国内マーケットだけで完結していたテレビ放送事業が、世界を見据えたグローバルコンテンツビジネスへと脱皮を図っている。