夫婦関係に亀裂が入ったきっかけは何だったのか。近しい関係者が口を揃えるのは、日々の些細な生活習慣のズレと、子育て方針を巡る摩擦の蓄積だ。藤本の几帳面な一面と、木下の直感的な性格。互いの個性が噛み合っていた時期は魅力として機能していたものが、年月を経て長女と次女が成長するにつれ、教育観や家庭内でのルールを巡る激しい衝突へと変わっていった。激しい口論の末にドアを蹴破るほどのトラブルがあったことも、のちに明かされている。
決定打となったのは、2019年秋に起きた木下の親族が関わるタピオカ店を巡るトラブルだった。大炎上と芸能活動自粛。家庭内の空気は一変し、外からの強烈なプレッシャーが追い討ちをかけた。家族を守るための議論を重ねるなかで、二人の間にはすでに修復不可能な溝が刻まれていた。騒動の渦中である2019年末、二人は誰にも看取られることなく静かに婚姻関係を解消する道を選んだ。