2010年代の福士蒼汰といえば、過密スケジュールを縫ってテレビに出演し続けるトップスターの象徴だった。数々の話題作で主演を務め、「壁ドン」ブームの立役者としてお茶の間を魅了した時期である。しかし、20代後半から30代へと足を踏み入れる中で、彼自身が出演作の厳選を始めた。
テレビ局の関係者は語る。「かつての彼は、年間を通して絶え間なくドラマの主演を務めていました。しかし、ある時期から単なる露出の多さではなく、俳優としての深みを増すための作品選びへと完全にシフトしたのです。地上波の単発ドラマや定番ラブコメに出演しなくなったため、普段テレビ中心でエンタメを楽しんでいる層からすると『見なくなった』ように映るのでしょう」。