福士蒼汰の肉体改造において、最大のキーパーソンとなったのが岡田准一の存在です。
2013年公開の映画『図書館戦争』での共演をきっかけに、芸能界随一の武術家・アクション指導者としても知られる岡田から直接教えを受けるようになりました。岡田が師範資格を持つ「ジークンドー(截拳道)」や、短棒やナイフを用いる東南アジアの伝統実戦武術「カリ(アーニス)」の技術と精神を叩き込まれたのです。
関係者の証言によると、福士蒼汰の稽古への打ち込み方は並大抵のものではありませんでした。撮影の合間や休日も道場やトレーニング施設へ通い詰め、基本のステップから打撃のインパクト、刃物の軌道コントロールに至るまで、何千何万回と反復練習を重ねました。映画『ザ・ファブル』やドラマ『DIVER-特殊潜入班-』などで見せた淀みのない高速アクションは、付け焼き刃の殺陣ではなく、日々の武術稽古によって裏打ちされた本物の身のこなしです。