「伏見稲荷大社だから観光地の境内散策だろう」と油断して訪れると、稲荷山の険しい石段に足元をすくわれることになる。全行程のほとんどが石段と急な坂道で構成されており、実質的には低山ハイキングコースに匹敵する運動量が求められる。
推奨される足元と靴選び
絶対に避けるべきは、ヒール、厚底サンダル、滑りやすい革靴だ。苔が生えた濡れた石段や不揃いな敷石を踏み外して足を捻挫する事故が頻発している。クッション性とグリップ力に優れたスニーカー、あるいはローカットのトレッキングシューズの着用が不可欠だ。
体温調整しやすいレイヤード服装
平地との標高差に加え、長時間の階段昇降により想像以上の汗をかく。吸汗速乾性に優れたインナーを着用し、四ツ辻や山頂で風に吹かれた際の汗冷えを防ぐため、着脱しやすいウインドブレーカーやカーディガンを羽織るスタイルが理想的だ。
持参すべき必須アイテム
両手を自由に使えるリュックサックを基本とし、水分(500ml以上のペットボトル)、汗拭きタオル、モバイルバッテリーを持参したい。また、山内の各社でお賽銭を納める機会が非常に多いため、小銭(5円玉や100円玉)を多めに用意しておくと重宝する。