伏姫籠穴は、房総の名峰として知られる富山(標高349.5m)の登山ハイキングコースの重要拠点でもあります。富山は北峰と南峰からなる双耳峰で、山頂からは東京湾、遠く富士山や伊豆半島まで見渡せる大パノラマが広がります。
一般的なモデルルートとしては、JR岩井駅または富山観光駐車場を出発し、まず伏姫籠穴で文学のロマンに浸った後、山腹の遊歩道を経由して富山山頂を目指すコースが人気です。この周回ルートをとる場合のトータル所要時間は約2時間30分〜3時間。道中には豊かな広葉樹林が広がり、四季折々の野鳥のさえずりや草花の移ろいを楽しめます。
ただし、山門から先の登山道は一部傾斜が急な箇所や滑りやすい土道が存在します。洞穴の見学だけであればスニーカーで十分ですが、山頂までの縦走を予定する場合は、軽登山靴やトレッキングポール、水分補給用の装備を整えて挑むことが推奨されます。