福岡県第7区は、県南部に位置する広大なエリアで構成されています。具体的には大牟田市、柳川市、八女市、筑後市、大川市、みやま市のほか、久留米市の一部(旧田主丸町・北野町・城島町・三潴町)、三潴郡(大木町)、八女郡(広川町)を管轄しており、農業・漁業・伝統工芸・ものづくり産業が息づく地域です。
この地はかつて自民党幹事長などを務めた古賀誠氏の牙城であり、強固な後援会組織と農林水産関係団体、地元建設関連の結束力が非常に強い「保守王国」として君臨してきました。現在の選挙戦においても、その地盤を引き継ぐ自民党現職が主軸となり、野党各党がどこまで切り崩せるかが基本的な構図です。
今回の選挙戦で注目される主な顔ぶれは以下の通りです。
・藤丸敏(ふじまる さとし)候補:自由民主党現職。内閣府副大臣や防衛大臣政務官を歴任し、古賀誠氏の秘書を長く務めた実務派。
・亀田晃尚(かめだ あきひさ)候補:野党系(立憲民主党など)の新人。政治資金の透明化や生活者目線の減税・子育て支援を前面に打ち出す。
・共産党・諸派候補:平和外交の推進や消費税減税、一次産業への直接所得補償などを訴え、独自の支持層を固める。