Q1:時間が経つと生地が固くなってしまうのですが、柔らかさを保つ保存方法はありますか?
A1:米粉のデンプンは冷えると「老化(β化)」して硬化する性質があります。焼き上がったらすぐに1枚ずつラップで密閉し、水分の蒸発を防いでください。翌日食べる場合は、ラップをしたまま電子レンジ(500W)で10秒〜15秒ほど軽く温めると、デンプンが再糊化(α化)してもちもち感が完全に復活します。冷凍保存する場合は、生地の間にクッキングシートを挟んで密閉袋に入れれば約2週間保存可能です。
Q2:卵なしで作ると白っぽく仕上がります。綺麗な焼き色をつけるにはどうすればいいですか?
A2:卵に含まれるタンパク質と糖の「メイラード反応」が起きにくいためです。きれいなきつね色の焼き色をつけたい場合は、生地にみりんを小さじ1加えるか、きび砂糖・てんさい糖などの未精製糖を使用してください。また、豆乳を使用すると大豆タンパク質が反応して程よい焼き色が付きやすくなります。
Q3:クレープ専用パンやトンボ(生地を伸ばすT字の道具)は必要ですか?
A3:全く不要です。米粉生地はグルテンがないため粘り気が少なく、小麦粉生地よりもサラサラと流動性が高い特徴を持っています。そのため、トンボで無理に伸ばそうとすると逆に生地を引き裂いてしまいます。底が平らなテフロン加工のフライパンを持ち上げ、手首を回して生地を自然に流し広げる方法が最も薄く均一に仕上がります。