「自分自身が本当に欲しいものしか作らない」。このシンプルな原則を、妥協なく貫くことは容易ではない。既存のアパレルブランドやメディア企業が効率を最優先して外注化を進める中、企画からサンプルチェック、ビジュアルのトーン決定に至るまで、徹底的に自らの手を動かし続ける。
関係者からは「徹底した主義主張と細部への執着がある」との声も聞こえる。色味の僅かな違いや、テキストの1文字の余白にまで妥協を許さない。その頑ななまでのこだわりが、コピー品が溢れる市場において他者の追随を許さない絶対的なアイデンティティを生み出している。