風呂場の床の黒ずみはなぜ落ちない?重曹やオキシ漬けで落とす裏ワザ

風呂場の床の黒ずみはなぜ落ちない?重曹やオキシ漬けで落とす裏ワザ

風呂場の床の黒ずみはなぜ落ちない?重曹やオキシ漬けで落とす裏ワザの真相について、最新情報を取りまとめてご紹介します。

近年、多くの住宅や賃貸マンションで採用されているのが、TOTOの「カラリ床(ほっカラリ床)」やLIXILの「キレイサーモフロア」をはじめとする、水はけ性能に優れた高機能凹凸床です。表面に微細な溝が刻まれており、水滴を素早く誘導して乾燥させる仕組みですが、この溝の存在こそが「黒ずみが溜まりやすく、かつ落としにくい」最大の落とし穴となっています。

現場の清掃員が口を揃えて警告するのは、カラリ床黒ずみ落とし方における「硬いブラシの使用」です。溝に入り込んだ汚れを取ろうとして、金属タワシや硬質ナイロンブラシ、メラミンスポンジ(激落ちくん等)でゴシゴシと強摩擦をかける行為は絶対に避けなければなりません。

カラリ床の表面には親水コーティングや微細加工が施されています。研磨力の強い道具でこすると、コーティングが削れ、目に見えない無数の微細な傷(マイクロクラック)が床に刻まれます。その結果、一時的には綺麗になったように見えても、傷の中に皮脂や黒カビが以前よりも深く侵入し、わずか数週間で以前より頑固な黒ずみとなって再発する悪循環に陥るのです。

凹凸床の掃除には、溝の幅よりも細い毛先を持つ「極細毛の浴室用目地ブラシ」を使用するのが鉄則です。洗剤の化学分解作用(オキシ漬けや弱アルカリ洗剤)を十分に効かせた上で、床の溝の走行方向に沿って、優しく撫でるようにブラシを動かすことが床の寿命を延ばす唯一の正攻法です。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。