行動心理学の最新研究によれば、常に不満を吐き捨てる行動は、単なる「その場の不機嫌」ではない。それは慢性的な自己肯定感の低さと、脳内物質のバランス異常に深く関連している。
文句を言う瞬間、脳内では一時的に快楽物質であるドーパミンが分泌される。本人はストレスを解消しているつもりでも、実際にはストレスホルモンであるコルチゾールが大量に放出され、脳のプレフロント・コーテックス(前頭前野)の機能を低下させている。結果として感情の抑制がきかなくなり、「不満を言うことでしか自分の価値を感じられない」というギャンブルにも似た依存症的なサイクルに陥るのだ。