全国の医学部受験戦線において、極めて高い学力水準が要求される防衛医科大学校。大手予備校の最新データによると、防衛医科大学校医学科の偏差値は67.5〜70.0付近に位置しており、東京慈恵会医科大学や日本医科大学、地方旧帝大医学部と肩を並べる最上位グループを形成しています。
入試の過酷さを物語るのが、防衛医大の難易度と倍率の高さです。医学科の志願倍率は例年15倍〜20倍前後を推移しており、一次試験(学科試験)だけでも多くの受験生がふるい落とされます。全国からトップ層が「医学部受験の前哨戦」として出願するため、一次通過ラインの学力レベルは一般的な国公立医学部のボーダーを上回るケースも珍しくありません。
一方、保健師や看護師を養成する防衛医大看護学科の倍率も高い人気を維持しています。看護学科には将来幹部自衛官となる「自衛官コース」と、防衛医科大学校病院などに勤務する「技官コース」が設けられており、特に学費免除と手当支給のある自衛官コースは倍率が10倍以上に跳ね上がることもあります。いずれの学科も基礎学力の完成度と確固たる適性が求められる超難関試験です。