ふたりの出会いは、1997年7月クールに放送されたドラマ『ビーチボーイズ』でした。主演を務めた反町隆史(桜井広海役)と竹野内豊(鈴木海都役)のダブル主演が話題を呼ぶ中、ヒロインのひとりである民宿の従業員・前田春子役を演じたのが、当時25歳を迎えて女優として飛躍の時期にあった稲森いずみでした。
当時の現場スタッフや制作関係者の証言によると、千葉県館山市の布良海岸で行われた過酷なロケーション撮影の中で、出演者たちの結束力は極めて強固なものになっていったといいます。稲森いずみの若い頃の圧倒的な透明感と洗練されたスタイル、そして反町隆史が放つ野性的な色気とリーダーシップは、作中の空気感そのままに私生活でも急速に引き寄せ合っていきました。
放送終了直後の1997年秋、写真週刊誌『FRIDAY(フライデー)』がふたりの都内デートや合鍵通い愛をスクープ。反町隆史の愛車でのドライブデートや、都内の高級マンションを行き来する姿が激写され、世間は「絵になりすぎるビッグカップル」の誕生に沸き立ちました。双方の所属事務所も決定的な否定をせず、公認に近い形でオープンな交際が続けられていたのが当時の状況です。