当時のテレビドラマ業界において、学園ドラマというジャンルは一つの曲がり角を迎えていた。そこに風穴を開けたのが、フジテレビジョンと関西テレビ放送による制作陣の革新的なアプローチだった。従来の型にはまった説教臭いドラマを脱却し、リアルな若者の葛藤や社会問題を正面から描き出すプロデュースワークが光った。
最高視聴率35.7%という脅威的な数字は、単なる運やブームの産物ではない。キャストのポテンシャルを極限まで引き出す演出、時代を象徴する主題歌の起用、そして徹底的にリアリティを追及した現場の熱量が結実した結果であった。