日々の扱いやすさを決定づけるのは、サロンでのカット技術と薬剤施術の組み合わせです。まずはカットベースで土台を作る髪のボリュームダウンカットの仕組みを理解しておきましょう。
優秀なスタイリストは、頭部をブロックごとに細かくブロッキングし、最も膨らみやすい「ハチまわり」や「襟足の奥」を狙って毛量を間引くディスコネクション(不連続)カットを駆使します。表面の髪で内側の短い毛をフタのように覆うことで、アホ毛の立ち上がりを防ぎながら全体の体積を半分近くまで落とすことが可能です。
さらに、くせやうねりによる広がりが強い場合は髪が多い人の縮毛矯正が劇的な解決策になります。近年の縮毛矯正は、かつてのような針金のように硬く不自然な直毛にはなりません。弱酸性の薬剤を用いて髪の結合を緩やかに整える酸性ストレートや地毛風ストレートが主流となっており、自然な丸みと柔らかな手触りを保ちながら、ボリュームを30〜50%コンパクトに収めることができます。