一般的なトリートメントは、髪の表面をコーティングして一時的な手触りの良さを作り出すものが少なくない。しかし、それではシャンプーを重ねるごとに成分が流出し、数日で元のパサつきに戻ってしまう。この課題を根本から解決したのが、イフイング社が開発した特許技術「インカラミ」である。
メカニズムは極めて合理的だ。まず、毛髪内部の損傷部分に超低分子のケラチンタンパク質を「イン(浸透)」させる。その後、施術工程の中で化学反応を起こし、髪の内部で高分子化させて「カラミ(結合)」させるのだ。巨大化したタンパク質は毛髪の隙間から抜け出せなくなるため、驚異的な持続力を発揮する。このアプローチにより、従来のトリートメントでは不可能とされていた「毛髪強度回復率140%」という数値を実現した。
髪が補強されると、一本一本に自然なハリとコシが戻る。単に柔らかくするだけでなく、芯のある芯の通ったしなやかさが生まれる点こそ、プロの美容師たちが熱狂する最大理由だ。