オープンキャンパスは、親子の関わり方が試される教育社会学的な場でもあります。近年は保護者同伴参加の割合が全体の約70〜80%に達しており、保護者向けの学費・奨学金セミナーや就職実績ガイダンスも極めて充実しています。
しかし、ここで重要になるのが心理学でいう「心理的バウンダリー(境界線)」の確保です。個別相談ブースにおいて、保護者が先回りして質問を連発し、受験生本人が終始無言で座っている光景が散見されます。大学での4年間は、自律した大人へと脱皮するための移行期間です。進路選択の主導権を受験生本人に持たせ、保護者は「後方支援と資金・生活面の確認役」に徹する姿勢が、本人の自立心と受験への当事者意識を育てます。
法政大学オープンキャンパスへの参加を強くおすすめする人
- 複数の学問分野で迷っている人:15学部を擁する総合大学だからこそ、模擬授業を横断して受けることで本当に学びたい専門分野が明確になります。
- キャンパスライフのリアルな立地環境を肌で確かめたい人:都市型(市ケ谷)、郊外開放型(多摩)、研究集中型(小金井)の明確な違いを体感できます。
- 一般選抜・総合型選抜の最新変更点を知りたい人:入試担当者から配点や出題方針のリアルな生情報を直接引き出せます。
参加にあたって慎重な計画・代替策を検討すべき人
- 遠方から日帰りで強行軍を組もうとしている人:真夏の移動による疲労で熱中症リスクが高まります。前泊を検討するか、まずはオンラインオープンキャンパスで情報収集することを推奨します。
- 志望学部が定まっておらず目的意識を持たずに参加する人:広大な学内をただ歩いて終わってしまいます。事前にパンフレットを一読し、「これだけは質問する」というテーマを最低3つ決めてから臨みましょう。