耳ツボ刺激で確実な効果を引き出すためには、狙うべきツボの正確な位置を把握することが欠かせません。数ある耳ツボの中でも、高血圧対策において絶対に外せないのが「神門」と「降圧溝」です。
1. 神門(しんもん):精神を安定させて血管を緩めるツボ
神門は、耳の上部にある「Y字型の軟骨のくぼみ(三角窩)」の上端付近に位置します。東洋医学において精神の乱れを鎮め、自律神経のバランスを整える特効穴として知られています。ストレスによる急な血圧上昇や、白衣高血圧(測定時に緊張して数値が上がる現象)に悩む方に最適なポイントです。
2. 降圧溝(こうあつこう):血管拡張をダイレクトに促すツボ
降圧溝は、耳の裏側の上部にある、軟骨の隆起に沿った「斜めに走る浅いくぼみ(溝)」です。中国の耳介治療でも高血圧の代表的な治療点として常用されており、ここを上から下へ向かって押し流すように刺激することで、反射的に血圧を押し下げる効果が期待できます。