エリクソンの発達段階完全図解|人生の危機を乗り越える8つの処方箋

エリクソンの発達段階完全図解|人生の危機を乗り越える8つの処方箋

エリクソンの発達段階完全図解|人生の危機を乗り越える8つの処方箋に関する最新のニュースを分かりやすく解説します。関心のある方は必見です。

Q1:青年期でアイデンティティの確立がうまくできなかった場合、手遅れになりますか?
A1:一切手遅れにはなりません。エリクソンの漸成理論では、過去の段階で未解決のまま残った課題は、その後の人生で何度でも「再挑戦の機会」が巡ってくると考えます。30代や40代で新たなキャリアに挑んだり、結婚や挫折を契機に自分を見つめ直したりする作業そのものが、アイデンティティの再確立(再体制化)の営みです。

Q2:看護師国家試験や保健師試験で、最も重点的に問われる発達段階はどこですか?
A2:頻度が最も高いのは「乳児期の基本的信頼 vs 不信(獲得する徳:希望)」と「青年期の同一性 vs 同一性拡散(獲得する徳:忠誠)」です。近年は高齢化社会を受け、「老年期の自我の統合 vs 絶望(獲得する徳:英知)」についての出題も増加しています。発達課題と獲得する徳のセットは即座に引き出せるように整理しておきましょう。

Q3:エリクソンの理論において、なぜ老年期の課題が「統合と絶望」なのですか?
A3:人は人生の最終章に至ると、自らが歩んできた取り返しのつかない過去を振り返ります。成し遂げたことも失敗も含めて「これでよかったのだ」とあるがままに受容できる状態が「統合」です。一方、残された時間の少なさを前に「別の人生を生きたかった」と悔恨に捉われる状態が「絶望」です。この落差を受け止め、静けさと意味を見出すことで、最後の徳である「英知」が手に入るとされています。

田中 結衣
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田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。