胃腸の機能低下やふらつくようなめまい、起き上がれないほどの倦怠感には、足と頭のツボを連動させて対処します。
胃のむかつきや消化不良による胃もたれには、ひざ下外側にある名穴「足三里(あしのさんり)」が最適です。ひざのお皿の外側にあるくぼみから、指幅4本分下に位置します。親指や中指の腹を当て、少し強めの力で揉みほぐすように刺激すると、停滞していた胃腸の蠕動運動が再開し、胃に溜まった不快な重みが軽くなります。
天井が回るようなめまいや頭全体の重圧感には、頭頂部の中心にある「百会(ひゃくえ)」を押します。左右の耳の穴を結んだ線と、眉間から頭頂部へ伸ばした線が交差する位置です。両手の中指を重ねて当て、頭の中心に向かってゆっくりと垂直に力を加えることで、自律神経のバランスが調整され、頭の芯がすっきりと冴え渡ります。
そして、ベッドから抜け出せないほどの下半身の重だるさには、足裏にある「湧泉(ゆうせん)」が効果を発揮します。足の指を内側に曲げたとき、足裏の指の付け根あたりにできる「人」の字の交点にあるくぼみです。湧泉はエネルギーが湧き出る泉を意味し、水分代謝を促して体内の余分な毒素を排出する助けとなります。親指の関節を使ってぐっと押し込むか、ゴルフボールなどを踏んでコロコロ転がすだけでも十分な刺激を得られます。