ネット検索において「仁木 の 菓子」というキーワードが頻繁に見られるのはなぜでしょうか。ここには昭和の演芸史とCMカルチャーが生んだ記憶の混同があります。
二木の菓子のCMでかつてお茶の間を沸かせたのは、昭和の大看板落語家・初代林家三平氏です。「仁木の菓子」と誤記される理由は、北海道の「余市郡仁木町」などの地名や「仁木」という一般的な苗字と、同社の正式屋号である「二木(にき)」が音の類似から混同されて定着したためと考えられます。もちろん正式な法人名・屋号は「株式会社二木」「二木の菓子」です。
また、もう一つの大きな盲点は「店内の全商品が最安値というわけではない」という点です。ナショナルブランドの定番スナック菓子(カルビーのポテトチップスなど)に関しては、近隣の大手ドラッグストアやディスカウントスーパーの目玉商品とほぼ同等、あるいは数円高いケースもあります。二木の菓子の真価は、単品の薄利多売というよりも、「圧倒的な種類の豊富さ」「他店にはない問屋サイズ」「珍味・ご当地菓子のディスカウント」にあることを念頭に置いて買い回るのが、失敗しないコツです。