スマートフォンの着信履歴に突如残る「+1 800-XXX-XXXX」や「+1 505-XXX-XXXX」といった表示。これは日本の特番ではなく、国番号「1」を持つ北米地域(アメリカ、カナダ、ジャマイカ等)からの国際電話です。 総務省や警察庁の発表資料によると、海外の通信回線を経由し、発信元番号を偽装(スプーフィング)して日本国内の携帯電話へ無差別に発信する国際特殊詐欺が多発しています。 ### 主な手口と実態 1. 国際ワン切り詐欺の手口 機械的なオートダイヤラーを使い、わずか1〜2コールで切断。折り返し発信を誘発させます。通話が成立した瞬間、1分あたり数百円から数千円に及ぶ高額な国際接続料が発生し、詐欺グループと結託した現地の悪質事業者へ利益が分配(キックバック)される仕組みです。 2. 自動音声ガイダンスによる脅迫・個人情報搾取 電話に出ると「NTTファイナンスです。料金未納のため2時間後に通信サービスを停止します」「入国管理局です。不正送金の疑いがあります」といった自動音声が流れます。オペレーターを装う共犯者に接続させ、電子マネーの購入や暗号資産の送金を迫る手口です。 3. アクティブ番号リストへの登録リスク 「1から始まる着信に折り返す危険」は金銭的被害だけにとどまりません。応答や折り返しをした電話番号は「生きている番号」「詐欺に引っかかりやすいターゲット」として闇名簿(ダークウェブ上のリードリスト)に登録され、以降さらに大量の迷惑電話やフィッシングSMSに晒されることになります。 ---
1から始まる電話番号の正体とは?緊急特番一覧と「+1」詐欺着信の罠
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