松井秀喜のホームラン数と全軌跡|巨人332本・Mlb175本の全貌

松井秀喜のホームラン数と全軌跡|巨人332本・Mlb175本の全貌

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インターネット上の掲示板やSNSでは時折、「松井秀喜はメジャーに行ってホームラン数が減り、単なる中距離バッターになった」という言説が見受けられます。しかし、これはセイバーメトリクスや当時のチーム事情を無視した明らかな誤解です。

第一に、旧ヤンキースタジアムの構造的制約です。右翼ポール際までは近いものの、右中間は400フィート(約122メートル)以上あり、引っ張り専門のスラッガーでなければライト方向へのホームランが量産しにくい球場でした。松井氏はセンターから左中間へ伸びる打球が持ち味だったため、球場構造に合わせて「ライナーで間を抜く」スタイルへと意図的にアジャストしたのが真相です。

第二に、松井氏が担っていたヤンキース打線での役割です。デレク・ジーター氏、アレックス・ロドリゲス氏、ゲイリー・シェフィールド氏、ジェイソン・ジアンビ氏ら錚々たるスターが並ぶ超重量打線において、松井氏に求められたのは「高い出塁率」と「得点圏での走者一掃」でした。実際、ヤンキース時代の得点圏打率は毎年のように3割を大きく超えており、MLB関係者の間では「最も勝負強い打者の一人」として恐れられていました。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。