単なる乾燥肌やアトピー性皮膚炎によるかゆみと、肝臓由来のかゆみには、決定的な違いがいくつか存在します。まず第一に、「皮膚に発疹や赤みが見られない」ことです。かゆくてたまらないのに、見た目はきれいな状態のまま。これが大きな特徴です。
第二に、「抗ヒスタミン薬やステロイド外用薬がほとんど効かない」点が挙げられます。一般的な皮膚炎治療薬は、アレルギー反応を抑えるためのもの。しかし、肝臓疾患によるかゆみは脳や神経に直接作用する物質が原因であるため、市販の塗り薬では太刀打ちできません。そして第三に、「夜間や入浴後など、体が温まったときに耐え難いほど悪化する」という傾向があります。