「送信相手がレーダー画面に現れない」「転送リクエストが届かない」という現象には、明確なメカニズムが存在します。単なる機器の一時的な不具合と片付ける前に、以下の構造的なチェックポイントを確認してください。
最も頻発しているのが、検出範囲を「連絡先のみ」に設定していることによるミスマッチです。「連絡先のみ」で相手を認識させるには、送信側と受信側の双方が相手のApple Account(旧Apple ID)に紐づくメールアドレスまたは電話番号を連絡先アプリに正確に登録していなければなりません。どちらか一方でも未登録だったり、登録情報が古かったりすると、プライバシー保護の観点から画面上に相手が表示されない仕様になっています。
さらに見落としがちなのが、MacBookのディスプレイの開閉状態とスリープです。MacBookがスリープ状態に入っているとAirDropの待機電波が自動的に停止するため、相手側の画面には一切候補として浮上しません。また、インターネット共有(テザリングの親機モード)がオンになっている場合、AirDrop用のWi-Fi通信が占有されて送受信が無効化される点にも注意が必要です。