Q1:SLOPE関数とLINEST関数の違いは何ですか?どちらを使うべきですか?
A1:直線の「傾き」だけを手軽に取得したい場合は単機能のSLOPE関数が手軽です。一方、切片や傾きを同時に求めたい場合や、標準誤差・決定係数などの統計量をまとめて取得したい場合、また重回帰分析や2次曲線以上の多項式近似を扱う場合はLINEST関数を使用します。
Q2:近似曲線を追加したのに「数式を表示」のチェックボックスがグレーアウトして押せません。
A2:作成したグラフの種類が「折れ線グラフ」になっている可能性があります。折れ線グラフでは横軸が数値ではなく「文字列(カテゴリ)」として認識される場合があり、正確な最小二乗法が適用できません。グラフの種類を「散布図」に変更してから近似曲線を追加してください。
Q3:決定係数(R²)がどのくらいの数値であれば「当てはまりが良い」と判断できますか?
A3:業界や対象データによって異なりますが、物理・化学などの精密実験データでは0.90以上(0.95超が理想)が求められます。一方、消費者の購買行動やアンケートデータなどの人間行動を扱うビジネス分析では、0.50〜0.70程度でも十分に有用な相関とみなされるケースが多くあります。