ネットの掲示板や知恵袋で最も切実なのが、「昔読書のお時間ですで課金した作品が引き継がれていない」「本棚を開いたら真っ白だった」という訴えです。運営の公式案内や実際の現場検証から導き出される結論は極めて明確で、データは一切消失しておらず、単なる認証情報の不一致が原因です。
「読書のお時間です」のアカウント体系は、すべて「Ameba ID」に紐づいていました。サービス名が「Amebaマンガ」に変わった際も、会員データベースはそのまま同一のものが使用されています。したがって、特別な会員移行手続きやデータ引き継ぎ申請などを個別に行う必要はありません。
確実に過去の本棚を取り戻すためのチェック手順は次の通りです。
- 現在の「Amebaマンガ」公式サイトまたはアプリを開く。
- 新規登録ではなく、画面上部の「ログイン」を選択する。
- 当時「読書のお時間です」を利用していた際に使っていた「Ameba ID」とパスワードを直接入力して認証する。
- マイページ内の「購入履歴」または「本棚」を開き、作品が並んでいるか確認する。
現場取材で判明したトラブルの9割以上は、Apple ID・Googleアカウント・LINE・旧Twitterといった「ソーシャル連携ログイン」を複数使い分けたことによる別アカウントの新規作成です。過去にAmeba ID(文字列とパスワード)で登録していたにもかかわらず、手軽だからと「Googleでログイン」などを押してしまうと、システム上でまったく新規の空っぽなアカウントが生成されてしまいます。「購入したはずの本が見当たらない」と感じた際は、利用中のアカウントから一度ログアウトし、当時のメールアドレスやIDの控えを再確認することが先決です。
当時の残存コインについても、有効期限が切れていないものであれば「マンガコイン」あるいは「Amebaコイン」として残高に反映されます。ただし、無償付与コインなど一部の残高には半年〜1年の有効期限が明記されていたため、失効しているケースがある点のみ留意してください。