境界線を引こうとしてもストーカーのように追従してくる場合や、心身の健康が崩壊の危機にある場合は、最終手段として毒親と絶縁する方法を選択しなければなりません。法的な家族関係(戸籍)を完全に抹消することは日本の現行法では原則不可能ですが、実務上「接触を完全に断つ」ことは可能です。
【実務的な絶縁手順】
- 連絡手段の遮断:電話番号の変更、LINEのブロック、メールアドレスの変更を実施する。
- 転居先の秘匿:引越し先は親族を含む第三者にも一切教えない。引越し業者にも個人情報の取り扱いに注意を促す。
- 住民票の閲覧制限(DV等支援措置):親が役所に行って住民票や戸籍の附票を取得し、新居を特定するのを防ぐための公的制度を利用する。
住民票の閲覧制限をかけるには、警察の生活安全課や配偶者暴力相談支援センター、各自治体の福祉窓口で、過去の精神的・身体的被害を相談し、支援措置の必要性を認めてもらう必要があります。「親からの虐待・ストーカー行為」として正式に記録を残すことがポイントです。
一人で手続きや精神的プレッシャーに立ち向かうのは危険です。困ったときは孤立せず、以下の毒親相談窓口や専門機関を活用してください。
- よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター):24時間通話無料で、家庭内の悩みやDV、精神的苦痛について相談可能。
- 精神保健福祉センター:各都道府県・政令指定都市に設置されており、家族問題に起因するメンタルヘルスについて専門職に相談できる。
- 法テラス(日本司法支援センター):親からの金銭搾取や法的トラブルに関して、弁護士によるアドバイスを受ける窓口。