ネット上のQ&Aサイトを検証すると、読売新聞のクロスワードに関して幾つかの決定的な誤解がまかり通っていることが判明する。その代表的な盲点を整理しておこう。
誤解①:「朝刊の本紙に毎日ミニクロスワードが載っている」という錯覚
他紙(例えば毎日新聞や一部の地方紙)では平日朝刊の片隅に日替わりクロスワードを掲載している場合があるが、読売新聞の本紙は「数独」や「スリザーリンク」等のロジックパズルが中心である。平日の本紙をめくって「今日はクロスワードが休載か?」と勘違いする読者が多いが、休載ではなく「もともと日曜版限定の企画」なのである。
誤解②:「夕刊にもクロスワードがある」という誤認
夕刊を発行している都市部において、夕刊紙面に脳トレコーナーが存在するため混同されがちだが、懸賞付きの本格的なクロスワードは日曜版の独占領域である。夕刊未読エリアの読者であっても、日曜日の朝刊さえ購読していれば全国平等の条件で挑戦できる。
誤解③:「ネットで答えを見たら懸賞に応募できない」という懸念
解答速報サイトで答えを確認して応募することに対して不正ではないかと危惧する声があるが、応募フォームやハガキには解法プロセスの提出は求められない。ただし、他人の力で導いた答えで当選するよりも、自らの知的好奇心でマス目を埋め切ったときの快感こそが、このパズル文化の真髄である。