クロムの行動原理の原点は、病弱だった幼馴染・ルリを救いたいという一途な想いでした。彼女の命を蝕む「原因不明の病(肺炎)」を治すため、クロムは効能も分からないまま各地の鉱石や植物を採取し続けていたのです。
千空の参戦により抗生物質(サルファ剤)が完成し、ルリが病を克服した瞬間は、クロムの長年の努力が結実した屈指のカタルシスとなりました。
ファンの間で最も注目された「最終回での二人の結婚」について、作中における決定的なポイントを整理します。
- 御前試合の顛末:ルリの夫を決める御前試合では、結果的に千空が優勝したものの即座に離婚。クロムとルリの心理的距離は誰の目にも明白なまま維持された。
- 両思いの描写:作中を通して互いを深く意識し合っており、ルリもクロムの無事を誰よりも祈り、クロムもルリの笑顔を守るために戦い抜いた。
- 結末の描写:原作最終話およびその後の特別編において、明確な挙式イベントそのものが派手に描かれたわけではないものの、二人は事実上公認のパートナーとして共に未来を歩んでいる。
二人の関係は、形式的な婚姻関係という枠組みを超えて、原始の時代から文明再建に至る激動を支え合った唯一無二の絆として描かれています。