妊娠期は女性ホルモンの劇的な変化に伴い、免疫力が低下しやすい時期です。急な寒暖差や乾燥によって喉がイガイガしたり、咳が出始めたりしても、胎児へのリスクを考慮すると風邪薬や解熱鎮痛剤の服用には極めて慎重にならざるを得ません。
民間療法として古くから親しまれてきた蜂蜜の中でも、ニュージーランド原産のマヌカハニーは別格の扱いを受けています。マヌカの木(学名:Leptospermum scoparium)の花から採れるこの蜂蜜は、一般的な蜂蜜にはほとんど含まれない特別な抗菌成分を豊富に含んでいるからです。
薬を使わずに体の不調を和らげたい妊婦にとって、マヌカハニーは食品でありながら非常に頼もしい存在となります。しかし、その強力な作用ゆえに「妊娠中に食べて本当に問題がないのか」という疑問が生じるのも当然のことです。