都心のオアシスに潜む洋館!駒場公園と旧前田家本邸の隠れ魅力

都心のオアシスに潜む洋館!駒場公園と旧前田家本邸の隠れ魅力

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公園の中央に聳え立つ重厚なチューダー様式の館、それが「旧前田家本邸」の洋館だ。1929年(昭和4年)、加賀藩主の末裔である16代当主・前田利為侯爵が、東洋一の邸宅を目指して建設した。スクラッチタイルで覆われた外観は気品にあふれ、一目見ただけで当時の前田家の絶大な財力と美的感覚が伝わってくる。

この歴史的建造物の設計を手掛けたのは、銀座の和光本館や東京国立博物館本館など、近代日本のランドマークを数多く残した巨匠・渡辺仁だ。英国風の重厚な外観と、格式高い内部装飾の調和は見事というほかない。館内に足を踏み入れると、大理石のマントルピースや緻密な木彫の階段、ステンドグラスから射し込む柔らかい光が訪れる者を魅了する。昭和初期における近代西洋建築の最高峰として、現在は国の重要文化財に指定されている。

橋本 菜々子
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橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。