マンションのベランダや奥行きのないテラスなど、限られた空間をいかに立体的なグリーン空間にするか。この難題に対する解答として今注目を集めているのが「マイクロガーデニング」という手法だ。
高低差をつけたプランター配置や、耐陰性に優れた観葉植物とタフな宿根草の組み合わせなど、狭小スペースでも奥行きを感じさせる演出テクニックが話題を呼んでいる。壁面を活かしたハンギングや縦型のハンギングバスケットを取り入れることで、わずか数平方メートルのコンクリート空間が、まるで小さなプライベートの森のように生まれ変わる。都市の人工物に囲まれた生活の中で、季節の移ろいを肌で感じられる贅沢がここにある。