都若丸劇団の魅力は座長個人のカリスマ性だけに依存していません。規律正しくも温かみのあるアンサンブルを生み出す都若丸劇団のメンバー一覧と組織力こそが、観客の満足度を底上げしています。
副座長として舞台を締め、重厚な芝居からコミカルな役どころまでこなす都剛。抜群の身体能力と華やかな立ち回りで客席を沸かせる花形・都星矢や都舞斗。若手育成の現場で汗を流しながら舞台に爽やかな風を吹き込む都紗助。さらに、長年劇団の精神的支柱として座長を支えるキャプテン・都ゆかり、気品ある演技で舞台に深みを与える城月ひかる、ベテランの味で芝居の骨格を支えるあきらなど、各メンバーが明確な役割とプロ意識を持っています。
舞台上での一糸乱れぬ群舞(劇団全員によるダイナミックなダンス)は、大衆演劇の常識を覆すほどの迫力を誇ります。全員が互いの呼吸を読み合い、座長の一挙手一投足に瞬時に反応するスピード感は、日々の過酷な稽古と寝食を共にする共同生活からしか生まれません。上下関係の厳しさの中に流れる家族のような信頼関係が、客席の隅々までポジティブなエネルギーとして伝播していきます。