ここで最も高い人気を誇るのが、その鮮やかな青い羽から「飛ぶ宝石」と称されるカワセミだ。池の杭や倒木の上にじっと佇み、水面へと一気にダイブして小魚を捕らえる瞬間は息をのむ美しさ。年間を通じて姿を見せてくれるが、特に若鳥が姿を現す初夏や、木々の葉が落ちて視界が開ける冬場は絶好の観察期となる。
季節ごとに訪れるゲストも変化する。春から夏にかけては、青葉の中で元気に鳴き交わす夏鳥たちや、子育てに励むカルガモのヒナたちが微笑ましい光景を作り出す。一方、秋が深まると北国からマガモやヒドリガモといった渡り鳥が続々と到着。冬の水面は賑やかな鳥たちの社交場と化す。一年を通じて表情を変えるこの池は、訪れるたびに新しい発見と感動をもたらしてくれる。