本作を語る上で欠かせないのが、ヒロイン・琴石なるを演じた宮崎莉里沙の存在だ。当時、まだ幼いながらも物怖じしない伸びやかな演技で、画面狭しと駆け回る姿は日本中の視聴者を瞬く間に魅了した。
「先生!」と無邪気な笑顔で飛びついてくる天真爛漫さ。子役特有の作り込まれたあざとさを一切感じさせず、まるで本当に五島列島の豊かな自然の中で育ったかのような自然体の愛らしさを発揮していた。彼女と杉野遥亮が魅せたまるで本物の兄妹や親子のような掛け合いこそが、このドラマの感動をより深いものにしたと言っても過言ではない。