「先生方の目が届きやすく、子どもが伸び伸びと過ごせている」と話すのは、3年生の保護者だ。登下校の安全面や教員の細やかな声かけに対して満足度が高い声が多く聞かれた。PTA活動や地域行事への参加を通じて、親同士のネットワークが築きやすい点も、転入ファミリーにとっては大きな魅力となっているようだ。
一方で、急速に進むICT化に伴う家庭でのルール作りや、多様化する児童への個別最適なサポートなど、現場が向き合う課題も少なくない。だが、教職員と保護者が定例の懇談会やデジタル連絡ツールを介してオープンに意見を交わす風土が存在する。「完璧な学校など存在しないが、課題に向き合い対話する姿勢がこの学校にはある」という保護者の言葉が印象的だった。