東京タワー建設の伝説!命綱なしで挑んだ鳶職人の真実と驚きの死者数

東京タワー建設の伝説!命綱なしで挑んだ鳶職人の真実と驚きの死者数

東京タワー建設の伝説!命綱なしで挑んだ鳶職人の真実と驚きの死者数の要点を詳しく解説してご紹介します。

この前代未聞の難工事で主力を担ったのが、伝説の鳶頭・桐生政次率いる「桐生組」を中心とした精鋭の鳶職人たちでした。日本全国から選りすぐりの腕利きが集結し、その数はピーク時で数十名にのぼりました。

彼らが見せた神業の一つが、鉄骨の接合に用いられた「リベット打ち」です。地上や中間デッキの炉で真っ赤に熱せられた鉄の鋲(リベット)を、下層の職人が火箸で挟んで上空へ目掛けて放り投げます。数十メートル上の鉄骨に立つ職人が、それを小さなブリキのバケツや柄杓(ひしゃく)で見事にキャッチし、冷めないうちに接合穴へ叩き込んで大型ハンマーでかしめるという連携プレーでした。

一歩間違えれば灼熱の鉄塊が足元を直撃し転落する極限状態の中、職人たちは言葉を交わすことすらなく、阿吽の呼吸でリベットを次々と打ち込んでいきました。タワーに使われた鉄骨は約4,000トン、打ち込まれたリベットは数十万本に及びますが、その1本1本に桐生組をはじめとする職人たちの魂が刻み込まれています。

石川 優花
Author

石川 優花

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。