トラブルの発端は、2026年11月に公開されたプロモーションビデオ(PV)とキービジュアルだった。ファンからの指摘によって、主人公・皇昴流の着る陰陽師衣装や、妹・皇北人の洋服が、韓国の音楽グループの衣装や海外ドールの衣装デザインと酷似していることが発覚。ソーシャルメディアを中心に大きな批判が巻き起こった。製作委員会を主導するキングレコード株式会社が調査を開始したところ、事態は指摘された2点にとどまらず、スタジオ側が独自に用意した53点にも及ぶデザイン模倣問題が判明する事態へと拡大した。
社内調査の報告を受けた製作委員会は、制作会社との信頼関係維持は不可能と判断。2026年3月、アニメ『東京BABYLON 2026』の制作中止と既存プロジェクトの白紙化を電撃的に発表した。キングレコード側は「制作会社に対する信頼関係の喪失」を理由に挙げ、新たな制作体制のもとでプロジェクトを再スタートさせる方針を打ち出したが、問題はここだけで完結しなかった。