東京オリンピック選手村の全体的な評判は、結論から言えば「食事・運営・ホスピタリティ面では歴史的大絶賛、居室の空間設計では一部に不満」という、極めてコントラストのハッキリした評価に集約されます。
大会期間中、世界各国から集まった約1万1,000人のアスリートたちは、新型コロナウイルス感染拡大防止のための厳格な「バブル方式」により、外部観光や外出を完全に遮断されていました。行動範囲が選手村内に限定された結果、アスリートたちの関心と発信は「村内の居住環境」と「食事」に集中することになります。
TikTokやInstagramなどのSNSが本格的な情報発信インフラとなった最初の五輪という背景もあり、選手たち自身が撮影したリアルな「村内ルームツアー」や「食事レビュー」が毎日のように全世界へ配信されました。そこで可視化されたのは、日本ならではの細やかな配慮と高品質なサービスに対する驚きと称賛でした。