掲示板やSNSでは、受験生の共学シフトを理由に「女子大は時代遅れ」「これからの時代に女子大を選ぶメリットが薄い」といった極端な意見が散見されます。しかし、在学生や卒業生が語る評判や口コミからは、外部の無責任な言説とは全く異なる現場のリアリティが浮かび上がってきます。
卒業生の手記や在学生へのヒアリング取材では、次のような生の声が数多く寄せられています。
「共学の高校時代は、無意識のうちにリーダー役を男子に譲ったり、目立たないように振る舞ったりしていました。でも東女に入ってからは、ゼミ長も学祭実行委員もディベートの主役も全員が女性。性別のバイアスなく全力を出せる環境が、自己肯定感と自信を育ててくれました」(文学部系専攻の卒業生)
「キャンパスがコンパクトだからこそ、教授陣との距離が驚くほど近い。質問に行けば1時間以上じっくり議論に付き合ってくれる。大規模大学の友達が『大教室講義で教授と話したこともない』と言っているのを聞いて、この大学を選んで本当に良かったと実感しました」(現代教養学部3年生)
緑豊かで歴史的建造物が点在する西荻窪キャンパスの落ち着いた学習環境は、学問や自己探求に没頭するうえで理想的な空間を提供しています。ネット上の「人気低下」というフレーズは単なる量的な志願者数の増減を指しているに過ぎず、教育環境の質的充実度とは完全に切り離して捉える必要があります。