個人のクリエイターやバーチャルタレントがしのぎを削る中、独自のコンセプトで異例のチャンネル規模へ成長したのが、音楽パフォーマンスメディア「THE FIRST TAKE」だ。「白いスタジオに置かれたマイクの前で、一発撮りのパフォーマンスを披露する」というストイックなフォーマットが、視聴者に圧倒的な緊張感とリアルな臨場感を提供した。
メジャーアーティストから話題のインディーズ、さらには声優や海外スターまでを一堂に会させる企画力。高画質・高音質な映像体験は、テレビなどの既存メディアに取って代わる音楽の新たな発信拠点となった。バラエティやゲーム実況が主流であったランキング上位の中で、純粋な音楽の熱量だけで数百万規模の登録者を惹きつける姿は、メディアとしてのYouTubeが持つ表現の幅と深さを証明している。