近年、国土交通省や自治体が推進するバリアフリー化推進事業の加速により、鉄道駅の衛生設備は飛躍的な進化を遂げた。段差の解消はもちろんのこと、オストメイト対応の多機能トイレや温水洗浄便座の導入が全線にわたって標準化されつつある。
この事業の副産物として、主要駅では古く狭いトイレが撤去され、スペースが拡大された高機能なトイレ群へと再整備された。混雑を回避するコツは、改札口に最も近い「目立つトイレ」をあえて避け、バリアフリールートに沿って設置されたエレベーター奥や新設通路の奥にある多機能トイレ併設区画を狙うことだ。設備が新しく清潔であるだけでなく、利用客の流線から外れているため、緊急時にも落ち着いて対処できる。