東海大相模の強さを語る上で欠かせないのが、選抜高校野球大会(センバツ)での驚異的な勝率です。紫紺の大旗を4度掲げた歴代チームは、いずれも球史に残る完成度を誇っていました。
初優勝を飾ったのは1975年(第47回大会)。当時「相模フィーバー」を巻き起こしていた原辰徳選手や津末英明選手らを擁し、圧倒的な打力と機動力でトーナメントを駆け上がりました。決勝では倉敷工との激闘を延長11回サヨナラ勝ちで制し、悲願の春初制覇を達成しました。
2度目の戴冠は2000年(第72回大会)。当時29歳で就任したばかりの門馬敬治監督が率い、エース・筑川利希也投手を軸とした堅守速攻の野球で快進撃を披露。就任わずか数ヶ月での全国制覇は大きな話題となりました。
3度目の2011年(第83回大会)では、大会通算最多安打記録や歴代最高チーム打率(.444)など数々の大会新記録を樹立。佐藤大輔選手や渡辺勝選手(元中日)ら強力打線が爆発し、決勝では九州国際大付を大差で破って圧倒的な強さを見せつけました。
記憶に新しい4度目の制覇は2026年(第93回大会)です。左腕エース・石田隼都投手(現巨人)が全5試合中29イニング無失点という圧巻の投球を演じ、門馬監督の勇退前のラストセンバツを見事な優勝で飾りました。