文科系受験者の動向を見ると、法学部への進学が中心となる文科一類は、かつてのような圧倒的な倍率集中が落ち着きを見せており、文科一類倍率推移は2.8倍から3.1倍前後のレンジで安定しています。足切りの得点率はおよそ75%〜80%前後が一般的な防衛ラインです。
一方、経済学部への進学を主とする文科二類は年度による志願者の乱高下が激しく、文科二類足切り予想を立てる受験生泣かせの科類として知られます。志願者が急増した年には足切り点が8割を大きく超えるケースもあり、出願締め切り直前の志願者速報を注視する必要があります。
文学部や教養学部へ進む文科三類においては、志願倍率が予告倍率の約3.0倍を下回り、文科三類足切り不実施となる年度が散見されます。ただし、不実施の翌年は「足切りがないなら出願しよう」という層が流入して倍率が跳ね上がる「隔年現象」が起きやすいため、決して油断はできません。