公営施設にありがちな「画一的で使いにくい」というイメージを鮮やかに覆したのが、民間ノウハウの導入だ。現在、指定管理者制度プロジェクトの担い手として手腕を発揮しているミズノスポーツサービスは、長年培ったスポーツビジネスの知見を惜しみなく現場に注ぎ込んでいる。トレーニングルームに整然と並ぶ最新鋭のマシン群、専門資格を持ったスタッフによる親身なフォーム指導、清潔感が徹底されたロッカールーム。そのクオリティは、大手の民間フィットネスクラブと比べても遜色がない。
民間のオペレーションがもたらしたのは、質の高いホスピタリティだけではない。利用者の動線分析や利用率のデータをもとに、プログラムの開講時間やレイアウトが定期的に最適化されている。官民連携の公共スポーツコンプレックスとして、コストパフォーマンスと満足度を極限まで両立させる運営手法は、全国の自治体からも熱い視線を集める先進モデルといえるだろう。