今でこそ多種多様な生地が選べる時代だが、かつて日本の宅配ピザ業界といえば厚手のパン生地が主流だった。創業者トム・モニハンがアメリカで確立した「迅速に焼き上げ熱々を届ける」という基本原則をベースにしながらも、日本市場に上陸した株式会社ドミノ・ピザ ジャパンは常に新しい商品開発に挑み続けてきた。
ファストフードの枠を超えた本格的なクオリティを家庭に届けるため、生地の開発チームが目をつけたのが「薄生地の重ね合わせ」だった。試行錯誤の末に生み出されたウルトラクリスピーミルフィーユは、従来のピザクラストの概念を覆し、日本のデリバリーグルメに新たな金字塔を打ち立てたのだった。