夜が深まる頃、館内に漂う香ばしい出汁の香りが食欲をそそる。名物の「夜泣きそば」だ。あっさりとした醤油味のラーメンは、天文館の街で酒を嗜んだ後の締めにも、小腹が空いた夜食にも驚くほど馴染む。ハーフサイズで振る舞われるため、罪悪感なく胃袋におさまるのも計算し尽くされた仕掛けだ。
翌朝の主役は、ご当地感あふれる朝食バイキングである。あつあつのご飯に具材をのせ、特製出汁をかけて味わう名物「鶏飯」をはじめ、香ばしく揚げられた「さつま揚げ」など、地元の食文化を凝縮した小鉢がズラリと並ぶ。朝からエネルギーを充填できる豪勢なラインナップだ。